ヨーロッパの冬の風物詩、クリスマスマルクト。
デュッセルドルフではひと足早く、17日(木)からスタートしました。クリスマスまでの約1ヶ月間開催されます。
やっとドイツにも楽しい冬がやってきました。
因みに、ドイツ語でクリスマスは、Weihnachten。
早速、Altstadtのクリスマスマルクト(Weihnachtsmarkt)に行ってきました。
Altstadtの入り口では、でっかいオブジェがお出迎え。
オブジェの下ではGlühweinが売られています。
Glühweinはクリスマスマルクトの楽しみの一つ。
Glühweinとはシナモンなどのスパイスが効いた、甘〜いホットワインのこと。寒い夜でもこれを飲むと身体がホカホカあったまります。
ただ、アルコールの香りが結構キツイ。
あんまりお酒が強くない方には「Kinderpunsch」という子ども向けの飲み物がオススメ。
味はアルコールを抜いたGlühwein。もちろん、ノンアルコールなので、子どもから大人まで安心して楽しめます♬
飲み物は注文をすると、飲み物代+コップのファンド(保証金)が必要です。ファンドはどこも2€くらい。
店員さんにコップを返せば、ファンドが返ってきます。
コップが気に入れば、そのまま持ち帰ってよし。
地域やお店毎にコップが違うので、自分のお気に入りを探して、お土産にするのも楽しいです。
毎年、このコップを集めて、コレクションしている人もいるみたい。
他にも、クリスマスマルクトには、たくさんの名物があります。
Gebrannte Mandeln
砂糖をコーティングしたアーモンド。
これは病みつきになります。去年は何回買ったことか。
フレーバーもたくさん種類があって、いつもどれにするか迷います。
Lebkuchen
クリスマスのクッキー。
蜂蜜やスパイスがたくさん使われているのが特徴です。このスパイスの効いた味は好き嫌いがはっきり分かれそう。
クリスマスの時期にお家で飾るために買うそうです。
家で手作りするドイツ人も多いとか。
お店には名前が書かかれたクッキーもあるので、自分の名前があるか探してみてください。笑
Stollen
ドイツの伝統的なクリスマスケーキ。
どっしりとしたパウンドケーキみたいで、日持ちがするものだそうです。中にはドイツ人の大好きなマジパン入りのものも。
日本のケーキと違って結構地味。
日本が豪華すぎるのかな?
食い意地が張って食べ物が続きましたが、他にもクリスマス関連のグッズを売ってるお店もたくさんあります。
クリスマスツリー用オーナメント
ドイツにはたくさんの種類があってほんとにステキ✨
ガラス製、陶器製、木製など様々です。そして、どれもディティールが細かい!
こっちに長いこと住むなら、毎年少しずつ集めて、クリスマスツリーに飾りたいな〜。
もし買うとしたら大いに迷いそう…。
ちなみにドイツではクリスマスツリーは生のモミの木が主流みたい🎄
煙吐き人形
おなか部分にお香を入れて焚くと、口から煙を吐く人形。
見てるだけで癒されます。
というより煙を吐いてる姿は、可愛らしくてずっと見てられる。笑
煙吐き人形用のお香もいろんな香りが売られています。
スノードーム
こうやってたくさん並ぶと圧巻‼︎
大小様々。ドームの中のサンタが動いて、雪が舞うステキな仕掛け付きのもありました。
ミニチュア
冬の情景やサンタさん、キリスト誕生のシーンなど。
小さくてどれもかわいい。
これも集め始めたら止まらなくなりそうです。
いい感じのライト
名前を知らないのですが、暖かい感じのアートです。
紙製で、中にLEDライトを入れて使うみたい。
食べ物やグッズのお店は他にもたくさんでています。ここだけでは伝えきれない。笑
詳しくは各出店に置いてあるこちらのパンフレットを手に入れてください。
そしてメイン!(?)
市庁舎広場には大きなクリスマスツリーが登場します🌲
普段の広場とは全く違う雰囲気。
でも、キラキラしていて素敵です✨
そして、クリスマスマルクトでは重要なクリッペ。
キリストの生誕を表したオブジェです。
クリスマスマルクトにはどの街でも必ずクリッペがあります。
伝統的な感じのものから、アーティスティックなものまで様々なので、いろんな街のクリッペ巡りも楽しいかも。
それぞれの街で雰囲気や出ているお店が少しずつ違い、どこのクリスマスマルクトに行っても楽しいです。
また子どもからお年寄りまで、みんながクリスマスを楽しんでいます。
去年もたくさん行ったので、飽きたなーと思っていたけど、いざ始まるとウキウキしてきます。
今年も、近隣のクリスマスマルクトを中心にいろいろと回ってみようと思っています。