暖かくなってから、スーパーやマルクトでよく見かけるようになった果物のひとつ。それが桃🍑
ドイツではネクタリンが主流なのか、たくさん売られています。
そのなかでひと際目に止まるものがありました。
桃を縦にぺたんっと潰したような形…
一見、桃とは思えません。
袋に入って売られている姿は秀逸。お行儀よく、ちゃんと一列に並んで収まっています。
この見た目なので、私も旦那さんも「つぶれた桃」と呼んでいます。
ドイツ名では「Plattpfirsiche」。
「平らな桃」という意味だそうです。
和名?中国語名?では「蟠桃(ばんとう)」。
あの西遊記の孫悟空と猪八戒が食べた不老不死の桃。それがこの蟠桃だという言い伝えもあるそうです。(http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/momo-bantou.htmより)
そんな不老不死の桃。
切ってみると中身はこんな感じ↓
上下に偏平になってはいるものの、真ん中にはちゃんと種がひとつ入っていて…
まぁ、形がちょっと変なだけのネクタリンそのものですね。
食べてみると、これ、けっこう美味しいんです😋
日本の桃に比べたら、硬くて、りんごに近い食感ですが、味はあっさりとした甘みで美味。
皮も硬くないから、うちではいつも皮付きのまま食べちゃいます。
十字に切れ目を入れて、パキパキパキと四つ切りに割れば、簡単にタネも取れるし楽チン♬
日本のジューシーな桃も好きだけど、ドイツの桃もなかなか侮れない!
不老不死の桃を食べるだけで、いつまでも若さを保てたらいいのにな〜✨笑