ベルリン観光後編です。
主に西ベルリンを観光してきました。
雰囲気はがらりと変わり、なんとなくですが、違う街にきた気分になりました。
ちなみに前半はこちら。
観光してきた場所は
ソニーセンター周辺
・ソニーセンター
・フィルハーモニー劇場
・楽器博物館
その他
・お買い物通りで見つけたクリスマスショップ
国会議事堂 Deutschen Bundestag
帝政ドイツ時代の1894年に完成した建物です。
建物の一番上にある鉄とガラスのドームは当時の最先端技術だったとか。
事前予約をすると、ドームの中に入ることができます。
中は螺旋上の廊下で上まで繋がっており、ベルリンの街を一望できました。
写真の奥に見えるのが螺旋階段です。
この鏡は、真下にある会議上に光を取り込む装置です。ナショナルジオグラフィックにて紹介されたとか。
無料でオーディオガイド(英語)を借りることができ、景色に合わせて、ベルリンの歴史や景観に関して説明を聞くことができます。
ベルリンのことがよく分かるから、旅行の最初に行けばよかったなぁ、と思いました。
ブランデンブルグ門
ベルリンのシンボルへは国会議事堂から歩いていけます。
裏側に到着。
ブランデンブルグ門は、歴史がたくさんある建造物です。
元々プロイセン時代にベルリンが要塞に囲まれていたときの関税門として建てられました。
1791年に完成しましたが、直後にナポレオンに占領されます。
その時に、門の上にいるヴィクトリア像は戦利品として持ってかれちゃいました。その後プロイセンがナポレオンに勝利した後に、帰ってきます。
第二次世界大戦後は、門の西側すぐに境界線が引かれたそうです。
ベルリンの壁が建設されたときも門のすぐ近くに壁ができました。
そういったわけで東西分断と統合のシンボルとして、ユーロ硬貨の裏面にブランデンブルグ門は彫られています。もしそのコインを見つけたら、ドイツ発行です。
旧東ベルリンに門があったときは、杖がオリーブに変えられたとか。そして統合後に今の形に戻ったそうです。
ヴィクトリアさんも大変。
ドイツ人高校生の集団がいました。
恐らく、歴史の授業の一環かな?
カイザーヴェルヘルム教会
夜と朝に行ってきました。
まず夜の外観。
教会の中はすばらしいモザイクが残されています。
ステンドグラスが一面壁になった建物は新礼拝堂です。
実はこの教会、第二次世界大戦の空爆でボロボロになりました。
この礼拝堂はその後、新たに作り直されて、今の形になっています。
パイプオルガンもすごく立派でした。
朝見るとこんな感じ。
モザイクがあった旧礼拝堂の中央部分には、元々ステンドグラスがあったのですが、空爆の影響で、空洞になっていました。
よくよく見てみると戦争の爪痕がよくわかります。
ソニーセンター
ライトアップが有名だということで。
商業施設で映画館やレストランが多数入っています。
周辺には、音楽をしたことが無い人でも聞いたことのある、フィルハーモニー楽団があります。
近くにある楽器博物館にも行ってきました。
ドイツは特にクリスマスマルクトが有名で、いろんな素敵なクリスマスグッズが売っています。
この店に来れば、一年中クリスマスグッズを買うことができ、クリスマスマルクトの雰囲気を、少しだけ感じることができます。
クリスマスから2か月くらいしか経っていないのにすごく懐かしい気持ちに。
建物に歴史を感じた旧東ベルリンと比べて、旧西ベルリンはモダンな建物が多かったです。(旧西側の街並みの写真がなくてごめんなさい。)
デュッセルドルフと近い雰囲気がありました。
東ヨーロッパと西ヨーロッパの両方の雰囲気を感じることができたベルリン。1泊2日でしたが、大満足の旅となりました。