ドイツ高速鉄道 Deutsch Bahn
日本の新幹線と比較されますが、日本とは比較にならないほどトラブルに見舞われます。
実際にあったトラブルと対策をまとめました。
一つずつ詳しく説明していきます。
三大トラブル
遅延
最もメジャーなトラブル。
5分10分の遅延は当たり前です。
乗換は遅れることを予想して、余裕を持って行動すると安心。
DBのアプリでは、ライブで遅延情報が手に入ります。
自分のルートを入力すると、何分遅れか表示されますので、参考にしてください。常に情報を更新するのは忘れずに。
ウェブ購入の際にメアドを登録しておけば、変更情報が入ってきます。
発着ホームの変更
遅延が起こった場合、予想をしておかないといけません。
また、前の電車が遅れている場合も、ホーム変更の可能性あり。
何もないけど変わる場合もあり。笑
とにかくよく変わります。
ホームの変更がある場合、まずはドイツ語でアナウンス。その後英語で入ります。早口かつ雑音で結構聞きづらいです。
ドイツ語アナウンスが聞こえると周囲がざわつきます。そして大移動が始まります。
DBを使う時は、周りをよく見ることが大事。これで何度救われたか。。
ウェブ購入の際にメアドを登録しておけば、変更情報が入ってきます。
でも参考程度に。
二回三回と変わった場合はメールが追いつきません。この前は発車2分前に再々変更のメールが来ました。気がついても間に合わない。笑
発車5分前にアナウンスがあり、周りが慌ただしく移動開始。付いて行き、ことなきを得ました。その後メールを着信。メールだけを見ていたらアウトでした。
発着駅の変更
駅そのものが変わります。ホームではありません。
路線が蜘蛛の巣のように張り巡らされているDB特有のトラブル。
規定ルートが、事故や災害で通れなくなった場合、別ルートが採用されます。
走ってる最中に変更になり、目的地の駅が変更になることも。
そんな時は、どうやったら目的地に行けるか駅員さんに聞きましょう。
指定席車両に関わるトラブル
まずは指定席とその探し方が分からない方はこちらをご参考下さい。
DB(Deutsch Bahn) ICE・ICの指定席と自由席 - ドイツ不思議発見!
車両編成が反対になる
例えば21号車が1番前で、37号車が1番後ろの場合、それが逆になります。
電光掲示版に書いてあるらしいのですが、ドイツ語がわからないので、困ります。
でもこれはアプリで事前情報を手に入れることで対応できます。
指定席車両が無くなる
自分は予約した指定席車両が無い。
今となっては、これぐらいでは驚きません。
空いている席に座るだけです。
ルールを知っておけば防げるトラブル
20番台と30番台の車両は行き来できない
例えば自分の指定席が20番台(21,21,23,・・・)の時、30番台の車両から乗った場合は、車内で移動ができません。
21から29は繋がってます。(31-39も繋がってる。)
先ほどの車両編成が逆になった場合、発車ぎりぎりに飛び乗る時には注意が必要です。
発車駅は同じだけど目的地が分かれる
指定席を取っていれば問題ありません。
自由席の場合は注意が必要。
電光掲示版に目的地が2つ出ている場合は、注意しましょう。
どうしようも無いトラブル
ストライキ
本当にどうしようもありません。
別の移動手段を選択するしかありません。。
こっちに住み始め、2年続けて発生しています。ストは数日前に発表になり、何日続くかはわかりません。組合と会社の交渉次第です。
飛行機でもよく起こります。
2016年はルフトハンザでパイロット、ユーロウイングスで乗組員のスト。そういえば、パリの管制官もストしてCDG空港が閉鎖されたことも。
ストが起こったら、柔軟に対応しましょう。
組合側は、交渉を有利にするため、連休に合わせて起こすことが多いです。
事故
信じられませんが、たまに正面衝突とかを起こします。
身を守る方法は一つだけ。先頭車両と2番目の車両には極力乗らないことです。
トラブルを防ぐ・対応するには
DBを使う時は
・時間に余裕を持つ
・アプリを使う
・周りをよく見る
・よく分からない、不安に感じたら駅員や周囲の人に聞く
を意識してください。
これらで大体は対応できると思います。
駅員さんは無愛想なことが多々あるので、親切そうなビジネスマンに声をかければ、大抵は英語でもOK。若い人もほとんど英語を話せます。
これだけトラブルをかきましたが、
電車移動は、飛行機と違い、街の中心から中心へ移動できるので非常に便利。
手荷物検査や早めに行く必要もありませんので、遅延がなければ効率的にかつ楽に移動ができます。