ロマンチック街道のヴュルツブルクとローテンブルクの間にある三都市を観光してきました。
三都市とも小さい街ですが、それぞれ特徴があって面白い街でした。
バード・メルゲントハイム (Bad Mergentheim)
ヴュルツブルクから車で約30分ぐらいのところにある温泉地です。
バード(Bad)とはドイツ語で温泉という意味。
ドイツ騎士団の拠点として発展しました。
マルクト広場(Marktplatz)
ドイツ騎士団団長ミルヒングの像が建つ噴水と1564年に建てられた市庁舎があります。
左手の白い建物が市庁舎。周りの木組みの家もカラフルでかわいい。
ドイツ騎士団の館(Deutschordensschloss)
白い館。門をくぐって中に入ることもできます。
レッティンゲン(Röttingen)
25個の日時計
続いて行ったレッティンゲンの目玉は、街中に置かれた25個の日時計。
すごく変わった日時計が置かれているそうです。
街の中心にある看板を頼りに、幾つか見てきました。
残念ながらこの日は曇り。
それでも変わった日時計を見て楽しむことができました。
晴れた日はちゃんと日時計として機能するのかな?
クレクリンゲン(Creglingen)
指ぬき博物館(Fingerhut Museum)
クレクリンゲンのオススメは指ぬき博物館。
1982年に指ぬきマイスターのトーアヴァルト・グライフさんによって作られた、指ぬきだけを集めたミュージアム。
ワンルームの小さいミュージアムですが、世界中から集められた貴重な指ぬきが約4000点展示されています。
入口にある指ぬき型ライト
扉を開けて、階段を下りた先にはたくさんの指ぬきが展示してありました。
その中の一部をご紹介。
有名食器ブランドの指ぬき
指ぬきってお土産のイメージがあったけど、ここに置いてあるのはどれも精巧な作り。
細かいところまで作りこんであって思わず見入ってしまいます。
銀製の指ぬき
これもすごく細かい。
隣国 オーストリア製の指ぬき
絵柄が可愛い!!
おもわず欲しくなってしまう。
ヨーロッパの定番土産の指貫。
お土産を集めたミュージアムかと思ったら、1つ1つのクオリティの高さにびっくり‼︎
1800年代の指ぬきや有名食器ブランドが作製した指ぬきを見れるとは思っていなかったので、いい意味で期待を裏切られました。
今回行ったのはヴュルツブルクとローテンブルクに挟まれた小さな3都市。
車で行くなら、一日かかりませんでした。
この3都市で一番のおすすめは指ぬき博物館です。
指ぬきに興味がある方はもちろん、ミニチュア好きにもおすすめできる博物館でした。