ドイツ ロマンチック街道とは、ヴュルツブルグ(Würzburg)からフュッセン(Füssen)まで続く街道で、その長さは約366kmにも及びます。
街道には、美しい中世の面影を残す都市が多く連なり、みどころがたくさん。
縦断したので、観光した都市を中心に北側からまとめました。
ヴュルツブルグ(Würzburg)
ロマンチック街道入口の街。
18世紀に大司教が住んでいたレジデンツやマリエンベルグ要塞、教会等がみどころ。
アルテ・マイン橋でワインの飲めば気分はドイツ人⁈
街の中心にある広場では、美しい教会を眺めながら地元の美味しいソーセージが味わえます。
バード・メルゲントハイム(Bad Mergentheim)
ドイツ騎士団の拠点として発展しました。ドイツ騎士団の館が観光スポット。
レッティンゲン(Röttingen)
街中に形の変わった25個の日時計が点在しています。
お気に入りの日時計を見つけられるかも?
クレクリンゲン(Creglingen)
約4000個の指ぬきを集めた指ぬき博物館があります。
珍しい指ぬきの数々は一見の価値あり。
街の外れの教会には、『マリア昇天の祭壇』と呼ばれる美しい工芸品があります。
車なら、バードベルゲントハイム・レッティンゲン・クレクリンゲンは1日で観光できます。
ローテンブルグ(Rothenburg ob der Tauber)
市璧に囲まれた中世時代の姿を残すカラフルで非常に美しい街。第二次世界大戦で多くが破壊されましたが、その後、世界中からの寄付により復興しました。
マルクト広場やプレーンラインなど、街のどこを切り取っても絵になります。
宿泊される方は夜警ツアーの参加がおすすめ。
お土産屋もたくさんあります。
ディンケルスビュール(Dinkelsbühl)
数々の戦禍を奇跡的に逃れ、中世当時の建物が今でも残っている珍しい街です。
2時間もあれば観光できます。
ドイチェスハウスや聖ゲオルグ教会が観光ポイント。
ネルトリンゲン(Nördlingen)
円形の市璧に囲われた珍しい形の街です。
その姿から、『進撃の巨人』のモデルになったとも言われています。
聖ゲオルグ教会の塔から街を見下ろすと円形の市璧の形がよくわかっておもしろい。また市璧歩きもおすすめ。
アウグスブルグ(Augsburg)
今回は行くことができなかったけど、訪れたかった街の一つ。
紀元15年にローマ皇帝アウグストゥスによってつくられたと言われるドイツ最古の街。街の名前も彼の名が語源になっています。
15世紀には、世界で最も重要な経済と貿易の街として栄えました。
この街にも大司教がいたため、美しい大聖堂や司教宮殿が残っています。
シュタインガーテン(Steingarten)
シュタインガーテンから少し南へ進んだところに世界遺産の『ヴィース巡礼教会』があります。
広大な牧草地にポツンと佇む教会。外から見ると一見普通の教会ですが、内部はびっくりするぐらい豪華!
フュッセン(Füssen)
ロマンチック街道終点の街。
アウグスブルグ大司教の離宮もあります。
街はなぜか『だまし絵(トリックアート)』だらけ。
ノイシュバンシュタイン城
おそらくドイツで最も有名なお城。
第4代バイエルン国王 ルートヴィヒ2世によって建てられました。
ディズニーのシンデレラ城のモデルになったとも言われる非常に美しいお城。
ロマンチック街道にはここには書ききれないほど沢山の都市があり、ここに紹介したのは一部です。
どの街も特色や個性があって面白い。
中世ヨーロッパの雰囲気を楽しみたい方には、『ロマンチック街道』は超おすすめ!
ドイツに来るなら、一度は訪れてほしい観光地のひとつです。