ロマンチック街道の中で1、2を争う知名度のローテンブルク。
正式名称はRothenburg ob der Tauber。ドイツにローテンブルクは2つあるので「タウバー川の上方のローテンブルク」と区別されています。
市壁に囲まれた、中世の姿を残す美しい街並みを観光してきました。
ローテンブルクは見どころたくさんです。
マルクト広場(Marktplatz)
街の中心のマルクト広場、市庁舎と市議宴会館があります。
市庁舎 (Rathaus)
高さ60mの白い登楼がそびえていて、上まで登ることができます。
上からの景色は絶景!
カラフルな建物も上から見ることができます。
市議宴会館(Ratstrinkstube)
この建物には、マイスタートルンクの伝説にちなんだ仕掛け時計があります。
この伝説とは、1631年の30年戦争の際、ローテンブルクを占領した皇帝軍の将軍が、市参事館員の首をはねることになりました。将軍が市のワインをすすめられたときに、大ジョッキでワインを一気飲みできるやつがいれば、斬首をやめようと言いました。
市長がこの挑戦を受け、見事一気飲みをして、窮地を救った。という伝説です。
10:00 ~ 22:00の毎正時に、将軍と市長が小窓から現れ、市長がワインを飲み干します。
ただそれだけの仕掛けです。
プレーンライン
木組みの家と塔が絵になるポイント。
ローテンブルグで最も写真を撮られている場所です。
朝一は人が少なくて写真が撮りやすいですよ。
聖ヤコブ教会(St. Jakobs Kirche)
1311年から建設を始め、1485年に完成した大聖堂。
街でひと際大きいです。
シュネーバル(Schneeball)
ローテンブルクの名物菓子。
街のあちこちで売っています。チョコやシナモン等、色々なフレーバーを選べます。
ただし一つが大きいので、何個も一人で食べるのは厳しい!
お味はクッキーとチュロスの中間。結構美味しかったです。
なかには作っているところを見れるお店もありますよ。なかなかおもしろい作り方をします。
夜警ツアー
ローテンブルクに宿泊するなら、ぜひおすすめしたいのが「夜警」ツアー。「夜景」ではありません。
夜警の恰好したガイドが街を歩きながら、ローテンブルグの歴史を語ります。
市庁舎の前で20時からスタートします。予約不要。だれでも参加できます。参加費用は1人8ユーロ。ツアー終了後に直接支払います。
英語ツアーですが、ゆっくりしゃべってくれるので、すごくわかりやすい。
ガイドが語る内容は、30年戦争の悲劇、第二次世界大戦時の奇跡、戦後の復興等々です。
1時間ほどで街の歴史が学べて、すごくおもしろかった。
ガイドの独特の雰囲気や時にユーモアを交える話には引き込まれます!!
開催時間等の詳しく情報は以下のリンクをご覧ください。
当時はもっと暗い中を警備していたそうです。怖い仕事ですね。
その他の景色
おすすめのお土産屋
ローテンブルグのおすすめのお土産は2つあります。
クリスマスビレッジ
お店の中ではクリスマス用の装飾が売られています。中は撮影禁止。
中は年中クリスマスマルクト!
入った途端に気分はクリスマス🎄
テディランド
テディベア専門店。ローテンブルク限定のシュタイフなどが売られています。
ドイツ人は結構かわいいものが好きなのかも。
中世の雰囲気が残るローテンブルグは、メルヘンな街並みで、ロマンチック街道を象徴するような街でした。