前回から引き続き、女性向けのお話です。
今回はタンポンやその他の生理用品等について書いていきます。
*生理用ナプキン、おりものシートについては、前回の記事 ドイツの生理用品①(生理用ナプキンとおりものシート) をご覧ください。
タンポン(ドイツ語:Tampon)
ドイツではタンポンが主流なのか、日本よりもたくさん売られています。
ナプキン同様、メーカー品からプライベートブランドまで。
値段は2〜3€程度(たくさん入ったものは4€程度)。日本よりも安い気がします。
気になる中身はこんな感じ。
左から、
ふつうの日用(アプリケーター付き)
ふつうの日用(アプリケーター無し)
ドイツでは、右のようなアプリケーター無しのものがほとんどです。
日本では、アプリケーター付きが主流ですよね。
アプリケーター付き(Tampons in Compact Applicator)のものは、この「o.b」という商品のものしか、私はお目にかかったことがありません。
封を開けたのが、こちらです。
アプリケーター付きは、伸ばして使うタイプ。
アプリケーター無しは、指で持って、直接入れて使います。
持ち運びにはアプリケーター無しの方がかさ張らなくて便利だけど、慣れないと使いづらいし、出先だと衛生面もちょっと気になります…。
とはいえ、ドイツに来てから、私もタンポン派になりました。使ってみるととってもラク✨
カサカサとしたビニール感の気になるナプキンよりも、タンポンの方が快適です。
サイズもたくさんあります。
多い日の夜用から少ない日用まで。気のせいかわからないけど、多い日用はかなり太めに感じます。親指くらいの太さはある…。
ナプキンと同じく、量は「💧」マークで示されています。
アプリケーター無しタイプの持ち運び用に、可愛い缶入りのものも時々売っています。ポーチにそのまま入れるよりも衛生的かも。
経血カップ(ドイツ語:Menstruationstasse)
名前は聞いたことあったけど、ドイツに来て初めて目にしました。
S・M・Lと3種類のサイズがあります。
洗って繰り返し使えるものなので、お値段は高め。1つ16€くらいです。
経血カップって日本でも売っているのかな?
私は使ったことがないので、使用感はわかりません。どんな感じなのでしょうか?…興味はあるけど。
生理用品ではないけれど、こんな商品もあります。
吸水ベッドパット(吸水シート)(ドイツ語:Betteinlagen)
大人用おねしょシート⁈
出血量の多い日など、漏れが心配な夜に、お尻の下に敷いて寝ると安心かも。使い捨てなのも便利✨
子どものおねしょシートとしても使えるみたいです。(子ども用の洗って繰り返し使えるおねしょシートは、別でも売っています)
番外編。
男性用ナプキン⁈⁈
吸収プロテクター(Absorbierende Protektoren)とあるので、漏れ予防の商品なのでしょうか?…謎です。
旦那さんに教えたら、「え!なにこれ?何に使うの⁈」と驚いていました。
以上、ドイツのドラッグストア等で手に入る生理用品+αのご紹介でした。
前回も書いた通り、日本の生理用品のクオリティはとても高い!
どれだけ生理期間を快適に過ごせるか、各メーカーが如何に研究を重ね、より良い商品を提供してくれているかがよくわかります。幸せなことですよね😊
ドイツの生理用品も日本ほどではないけれど、悪くはないです。思ったよりもクオリティは高いんじゃないかな。私は割と快適に過ごせています。
ただ、もしもスーツケースや引っ越し用ダンボールに少しでも空きがあるのなら、日本の生理用品を詰めてくることをオススメします。ナプキンならクッション材代わりにもなるしね✨
日本に帰る際に、余った生理用品が邪魔であれば、友人に譲ると大変喜ばれます。また、女性への日本からのお土産として渡すのも良し。
女性にとっては、気になる生理用品事情。少しでも参考になれば、幸いです。