ドイツブランドのシュタイフ(Steiff)、世界的有名なぬいぐるみメーカーです。
本場ドイツのシュタイフミュージアムに行ってきました。
シュタイフ(Steiff)とは
シュタイフ社は1880年に創業し世界で初めてテディベアを作りました。
ぬいぐるみのトップブランド。
創業者のマルガレーテ・シュタイフの信念である、「子どもには最上のものを」というコンセプトを今でも守り続けています。
シュタイフのトレードマークは、ぬいぐるみの耳につけられた「ボタン • イン • イヤー」。厳しい品質管理を通過した証として取り付けられます。
ちなみにテディベアとは、テオドア・ルーズベルト アメリカ元大統領のニックネーム「テディ」から名付けられたそうです。
シュタイフミュージアム
シュタイフの創業地であるドイツ ギーンゲンにミュージアムがあります。
住所: Margarete-Steiff-Straße 1, 89537 Giengen an der Brenz
営業時間: 10:00 ~ 18:00(毎日営業)
創業者とシュタイフの名前が入ったおしゃれな住所。
ミュージアム前半 物語形式のツアー
シュタイフミュージアムの特徴は前半は物語形式のツアー、後半は展示になっている点です。
前半のツアーは日本語で楽しむことができます。オーディオガイドではなく、スピーカーから日本語が聞こえてくる、劇場型ツアー。
日本語以外のガイドは、ドイツ語と英語のみ。
『ドイツでこんなことがあるのか』とびっくりしました。
今までたくさんシュタイフを買ってくれた日本人の先輩方に感謝!!!
シュタイフ誕生の物語
1番最初の部屋は、シュタイフ誕生の物語です。
マルガレーテ・シュタイフさんが、シュタイフを作ったきっかけを話します。
ミシンの上にいる小さいゾウのぬいぐるみは、甥のために作られました。
これが地元で大ヒットし、シュタイフが生まれました。
続いて入った部屋では、クマのぬいぐるみ「55PB」が、テディベア誕生秘話を語ります。
マルガレーテの甥のリチャードが「本物のようなクマのぬいぐるみ」を作りたいと提案したことから、クマのぬいぐるみの製作が始まりました。
特に、“手足が動く”ぬいぐるみというのは、それまで世界に無く、画期的な発明でした。
リチャードは、その後、シュタイフの工場を作りました。
この人は超天才で、後に飛行船やライターを開発しました。
3000体のテディベアを探す旅
テディベアはアメリカ人バイヤーの目にとまり、3000体発注されたことから大ブームが巻き起こります。
しかし、ドイツからアメリカへ船で輸送中、テディベア達は行方不明に。その後、今まで1体も発見されていません。
そんな逸話を元に新しい物語が始まります。
写真の2人が3000体のテディベアを探す旅をする、オリジナルストーリーが展開されます。
3000体を乗せた船が沈んだと言われる海底を探したり。
北極に行き、テディベアたちの行方を聞いたりします。
その後も世界中をめぐります。
2人は無事に仲間たちに出会うことは出来るのでしょうか?
最後の部屋では感動のフィナーレが待っていました。
ここで前半はおしまい。
ミュージアム後半 展示
ツアーが終わると後半は展示コーナー。
たくさんの種類のシュタイフを見ることができます。
シュタイフ体験コーナー
実際に触ったり乗ることができるシュタイフが多数展示されています。
歴代シュタイフ展示
続いての展示は年代別のぬいぐるみの展示。
初期のテディベアから最新のテディベアまで展示されています。
日本のキティちゃんやくまモンもシュタイフに‼︎
シュタイフ製作コーナー
シュタイフが実際にどう作られるか、その工程を学ぶことができます。
職人さんがいて、実際に作っていました。
お土産コーナー
ミュージアム内のお土産コーナー
たくさんかわいいぬいぐるみを見た後では、買いたくなってしまう?
ぬいぐるみだけでなく、ベビー・キッズ用品も充実していました。
ここでしか手に入らない、限定テディベアもいます。
限定品シュタイフは耳のタグが白色。通常品は黄色なんです。
アウトレット
屋外にはアウトレットショップも。
こちらは少しお安くなっています。
ガイドがあったり、自分で触れられる展示コーナーがあったり、シュタイフの良さを存分に楽しむことができました。
見応えがあって、子供だけでなく、大人も存分に楽しめるミュージアムでした。