日本は父の日。
ここドイツにも父の日(Vatertag)があります。
でも日本とは結構ちがう。というわけでまとめてみました。
因みに2018年のVatertagは5月10日でした。
ドイツの父の日は4月末~6月上旬のどこかの木曜日
Christi Himmelfahr(キリスト昇天祭)と同じ日が父の日で、毎年祝日です。
キリスト昇天祭はイースターサンデーの40日後。そのため木曜日になります。
イースターは毎年日付が変わる移動祝日のため、父の日は4月下旬から6月上旬のどこかになります。
*イースター:十字架にかけられ亡くなったイエスキリストが復活したことを祝う。春分の日の後の最初の満月の次の日曜日
*キリスト昇天祭 : イエスキリストが復活後、天に昇天した日を祝う
*日本の父の日:6月第三週日曜日。アメリカで始まり、最終的に記念日となったものを踏襲
ドイツの父の日発祥はベルリン
19世紀末にベルリンでHerrentag(紳士の日)として始まったそう。
その後世界に拡散されました。
昔は若い父親を教育する日だった
伝統的な父の日は、若いお父さんに父親のとしてのマナーや作法などを教える日でした。
今ではお出かけする日
今では、全世代のお父さんがおでかけをして祝うそうです。
地元新聞Rhein-Postによると、父の日のおすすめお出かけスポットを紹介しています。
NRW州での父の日おすすめおでかけスポット(Rheinische Post)
ラフティングやサバゲーにゴーカート。・・・普通のお休みじゃん。
結局最後は酔っ払う
おでかけの最終地点はパブになるそう。
中には最初からアルコールを持ち歩きながら飲んでいるグループもいるそう。
ドイツ警察の統計によると、この日は喧嘩や交通事故が特に多い日だとか。
ドイツではキリスト教徒も減ってきておりキリスト昇天日を祝うことは少なくなりました。でも、たくさんのお父さんが父の日を楽しみにしているそうです。
ドイツのお父さんは子供からプレゼント貰ったら時に「今日は父の日だけど、どこ行く~?」とか言ってるのかな?
それとも、「今日はお祝いしてたくさん飲むぞ~。」「いつもじゃん・・・」って会話がされているのか??