普段、魚介類を気軽には食べられないドイツ。
身近なスーパーで手に入る魚介類といえば、スモークサーモンやボイルのエビか、冷凍の魚くらい。そして、どれも安くはない…
ましてや生の貝類なんて、魚屋さんや日本食スーパーまで行かないと、なかなか手に入りません。
そんな「魚介類に飢えた」我が家にとっては、嬉しい季節がやってきました✨
スーパーでこれが手に入る季節がきたのです!
それが、こちら。
Miesmuscheln(ムール貝)!!!
1kgも入って、約2€という破格の安さ!
REWEやKaiser'sなど一般のスーパーなら、だいたい1パック2〜3€で手に入ります。
ムール貝…
なんてオシャレな響き…✨
日本では、家でアサリやシジミくらいしか食べてなかった私にとっては、ムール貝なんてオシャレな貝が、スーパーでこんなにもお安く買えるというのが驚きでした。
そんなムール貝、冬が美味しい時期だそうで、聞いた話によると、語尾に「er」が付く月(September :9月〜Dezember :12月)が一番美味しく食べられる時期なのだとか。
そう、まさにちょうど今!
街の魚料理レストランなどでも、ムール貝を食べている人をよく見かけます。
ただ、お店だと14〜15€は当たり前なので、うちはもっぱら家でムール貝を楽しんでいますが。
さて、どうやって食べるかというと、おそらくこの食べ方が一番メジャーな模様。
ワイン蒸しです。
セロリや玉ねぎなど香味野菜をバターで炒めて、ムール貝を入れたら、後は白ワインで蒸せば完成!
あまり火を通し過ぎると固くなってしまうそうで、加熱も数分でOKだそうです。
ムール貝の下処理が面倒だけど、そこが終われば、後はとっても簡単♬
食べ終わった残りのスープは、パスタやリゾットにして食べると、貝の旨みたっぷりでとっても美味しいです。
ムール貝専用の鍋(写真は普通の鍋ですが…)も売っていたり。
レストランなどでも、写真のようにまるっと鍋ごと出てきます。しかも、一人一鍋!!!
そして、慣れている人は、フォークではなく、空になった貝殻を使って上手に食べるのです。なんとも器用なこと。
この時期が美味しいムール貝。
ぜひ一度は味わってみてはいかがでしょうか?
「あ!ちっちゃなカニ発見!」
なんて、宝探しみたいな楽しみ方もできますよ〜✨