レストランやカフェで食べ物や飲み物の写真を撮ること。これって日本だと当たり前の光景ではないでしょうか?
こんな感じで。
これってドイツ(世界)では当たり前ではないんです。
いや、当たり前ではなかったんです。
2年前にドイツに来たときは、レストランで料理の写真を撮っているのは、ほぼ日本人だけでした。(+多少のアジア系)
気になったのでドイツ人に聞いたところ、
「そんな恥ずかしいことはできないわ」
「何それ意味わからない」
という否定的な意見がほとんど。
あるドイツ人の同僚は、日本人の同僚に頼まれたので、家族旅行中にレストランでパシャり。
家族から烈火のごとく怒られたそうです。「みっともない‼︎」と。
検索で「料理 写真 日本人」と入力すると、『日本だけ』という検索結果を多くみることができます。
これが昨年ぐらいから変わりつつあります。
最近になって、ヨーロッパ系の人たちがレストランで写真を撮っているところをちらほら見かけます。
レストランに行くと1人か2人ぐらいはいる印象。
多くが10代から30代の若い世代。インスタグラム等SNSの影響でしょうか?
たまに40代の人もいるかな。
この現象は、ドイツに限らないみたい。あるアメリカ在住の日本人の話では
「アメリカで食べ物の写真を撮るのは日本人だけ、もしくは一部の韓国人と台湾人だけだった。」
「それがここ最近になってアメリカ人が写真を撮る光景を見るようなった。」
というコメントもありました。
外国でも飯テロという言葉が流行ったりするのでしょうか?
『日本の常識、世界の非常識』というのはたくさんありますが、
『日本の常識が世界の常識になりつつある』貴重な現象だと思います。
写真を撮っている人がいたら、「それって実は日本人が始めたんだよ。」って言うと、話が弾むかも知れないですね。
*レストランで写真を撮ることを快く思わない人はまだたくさんいらっしゃいます。写真を撮るときは一言断って了解を得てからだとトラブルも無く安心ですね。