ヨーロッパに来るまでは、名前しか知らなかったツール・ド・フランス(Tour de France)
なんと2017年は、ここデュッセルドルフからスタート‼
ドイツからスタートするのは、30年ぶり4回目とのこと。
デュッセルドルフで行われるのは、1日目のステージ1と2日目のステージ2です。
こんな機会は滅多にない‼︎
ということで、にわかファンになり、見に行きました。笑
日本人の新城選手も出場しています。
7月1日 Stage 1 タイムトライアル 14km
1日目は、1人で14㎞を走り、タイムを競います。
みんなで走るものだと思っていたので、個人のタイムトライアルがあるなんて知らなかった。
デュッセルドルフの街中が、コースの舞台。
ラインタワー(Rheintrum)が見える、ライン川沿いを走ったりします。
どこも、声援に駆け付けた人がたくさん。
ちなみに、画面左奥に見えているのは、建設中の移動遊園地 (Kirmes)。
雨が降り、地面は濡れています。
そんなコンディションの中、カーブを猛スピードで曲がっていきます。
怖くないのかな?
この日は、雨の影響で転倒し、リタイヤを余儀なくされた選手が何人かいました。
橋の上もコースです。
応援グッズやのぼりに書いてあるAllez, Allez, Allez! はフランス語。
英語にするとGo, Go, Go!
一番速い選手(Geraint Thomas)は、14kmのコースを、わずか16分4秒で走破。
平均時速 50㎞越えです。速すぎる!!
こんなに迫力があるとは思っていなかった。
一度見ただけではまってしまい、2日目はスタート地点を見に行くことにしました。
7月2日 Stage 2 Dusseldorf ~ Liege 203.5km
この日から本格的なレースのスタート。
なんと、デュッセルドルフからリエージュまで、200km越え。
全行程 21日間で、3540kmを走るとのこと。数字だけでも圧倒されます。
スタート時間は12:30。
12:03に旧市街を出発し、約30分かけてスタート地点に来るということで、0km地点の近くから観戦することに。
スタート10分前になると、警察車両や報道車両が集まり、慌ただしくなってきました。
手前はドイツの白バイ。奥はフランスの白バイ。各国の警察が協力して警備をするとのことです。
白バイの間を通るのは、あるチームのサポートカー。選手の自転車に不具合があったときにすぐに交換できるよう、たくさんの自転車を積んでいます。
12:30スタート地点に選手達がやってきました。
まさかの通過!!
一瞬のできごと。
止まって、「3,2,1、スタート!」とかがあるかと思っていました。
この後は家に帰り、テレビ観戦。
知っている場所を通っていて面白かった。
ベルギーに入ると、応援はドイツより熱狂的。
ドイツ人はおとなしいようですね。
レースは、大雨が降ったり、残り30km地点で、去年のチャンピオン(Chris Froome)が転倒に巻き込まれたりで、波乱の展開。
そして、第二ステージ優勝は、ドイツ人のMarcel Kittel選手。
4時間37分6秒でゴール。何度も言ってるけど速い。
新城選手は23位。初日にエースがリタイヤしてしまいましたが、この後も頑張ってほしいです。
今まで全く知らなかったロードレース。初めて知ることもたくさん。
個人戦だと思っていましたが、チームプレーが基本だということもその一つ。
各チームにエースがいて、エースを勝たせるために他の選手がサポートするのだそう。たしかにFroome選手が転倒したときには、再スタートするのを待ち、サポートしていた選手もいました。
これからの約3週間、はまってしまいそうです。