この前Altstadt(旧市街)でこんなゴミ箱を見つけました。
空き瓶がさしてある。なんだこのゴミ箱??
調べてみると、周りの空き瓶置きは、Pfandringというそうです。
2016年9月20日にデュッセルドルフ市内 24箇所に設置されました。1年間、試験的に効果をモニターしてるらしい。
空き瓶等が置いてあるのを見たことがなく、半年間全然気が付かなかった。
設置の目的は、ニュースによると、空き缶・瓶をゴミ箱に捨てられるのを防ぎ、また回収をしやすくするためとか。
空き瓶等をほとんど見ないのは、おそらくホームレスの人が回収してるからだと予想されます。
(ドイツでは、缶・瓶・ペットボトルは、ファンド(デポジット)になっているため、スーパー等でお金に換えることができます。)
そういえば、最近は、ごみ箱をあさる人をあんまり見ていません。
ケルンではデュッセルドルフより先にテスト的に設置されていたとのこと。結局、一年のテストの後、Pfandringは撤去されました。
理由は、ごみの回収にリングが邪魔で作業時間がかかること、リングにガムやタバコが捨てられて掃除が必要になったためだそうです。
また、ケルン失業センターの職員によると、集団的に回収する人たちがいて、個人的に回収をしているホームレスにとって問題だ、とのコメント。あんまり言っている意味がわかりませんが。
約半年経ちましたが、デュッセルドルフでは上手くいっているのでしょうか?
そもそもドイツのファンドシステムは一体何のためにあるのでしょうか?
そしてどんな効果を生み出しているのか?
今後調べてみようと思います。